東京五輪・パラリンピックの選手村を再整備した「晴海フラッグ」(東京都中央区)内の小学校が、開校3年目でパンク寸前だ。想定を超えるペースで児童が急増。教室不足を見越した第2校舎の建設も間に合わず、本年度は校内を改修してしのいだが、今後どうなるのか。(中沢誠)

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晴海フラッグにある区立晴海西小学校で8日、入学式が開かれた。新1年生だけで283人の大所帯。式典は9学級を分け、午前と午後の2部制で行われた。

児童数が多いため、午前と午後に分けて行われた晴海西小の入学式=8日、東京都中央区で(木戸佑撮影)
長尾静代副校長は「他の学校の体育館よりも広いんですが、それでも保護者席を設けると、全クラスは入りきらないので」と話す。
全校児童は右肩上がりで増えており、本年度は1392人(43学級)に上る。区が当初想定した開校3年目時点の倍の規模だ。
区は、もともと開校8年目の2031年度に教室が不足に陥ると想定。500メートル離れた場所に第2校舎を建て、2030年度からの運用を計画していた。
ただ増加ペースは区の想定を超えていた。開校3年目の2026年度に教室が足りなくなると判明。フリースペースだった8部屋を教室にし、今春は間に合わせた。

区学校施設課の田中恒祐(こうすけ)課長は1年前、「第2校舎建設まで持ちこたえる」と述べ、改修で教室不足は解消できると踏んでいた。
ところが、またしても区の予測が外れる。昨年、改めて区が...
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