東京都福生市内の雰囲気や暮らしぶりを伝えて移住先に選んでもらうための「暮らし体験ツアー」が10月5日、開かれる。市の担当者は「和と洋の文化が根付き、自然豊かで子育てにも適している福生の魅力を知ってほしい」と参加を呼びかけている。応募締め切りは9月6日。
ツアーは、都が多摩地域や島しょ部への移住を促進しようと実施している。昨年は都が都内全市町村で実施したが、今年はツアー実施を希望する市町村のみに絞り、企画や運営で市町村側が協力している。
福生市のツアーでは、市郷土資料室で市の歴史を解説したり、市子ども応援館で子育て支援施策を紹介したりする。1950年ごろに米軍人の住居として建てられ、現在はスタジオとして使われている「131HOUSE」=写真=で、市民らとの交流会も開く。
ツアーの参加費は無料。定員15人。応募多数の場合は、未就学児の子育て世帯を優先して抽選となる。応募はこちらから。(松島京太)