11月6日、第6回輸入博覧会の翌日、上海国家コンベンションセンターの山東老舗及び無形遺産文化体験館内は大人気で、山東省濰坊から来た多くの企業スタッフの紹介によると、輸入博覧会の開幕2日間、企業はすでに大量の収穫を取り、多くの注文を獲得したという。
濰坊からの崔字札小磨香油は、明代から600年以上の歴史を持ち、名実ともに老舗である。瑞福油脂は崔字小磨香油の六百年の非遺技術を伝承し、高い品質の崔字札小磨香油、ゴマみそ及びゴマ製品などの生産に専念しており、これらの製品はヨーロッパとアメリカ、日本と韓国など三十余りの国と地域に販売されている。
11月6日、瑞福油脂はエチオピアの会社Duka Engeneering & Trading Plcと、6000トンのごま購入注文を締結し、その金額は150万ドルに相当する。
「私たちはまた、アメリカのポッケハウス社と50万ドルの輸出販売契約を締結し、そのうち香油、ゴマみそ、ゴマ製品を含みます」と、瑞福油脂マーケティングディレクターの龐春竹氏が紹介した。
濰坊の嵌銀工場のブースの前で、工芸美術家は一心不乱にして机の上に伏せ、極細の銀糸を特製の小さなハンマーで円盤に刻まれた溝に叩き込んでいる。濰坊嵌銀工場は1954年に建てられ、赤木嵌銀漆器の生産企業であり、主な生産技術が彫刻(ちょうこく)、榫卯(しゅんぼう)、嵌銀(はまぎん)、箸漆(はしうるし)であり、国家級無形文化遺産の保護機構である。
「私たちは来年工場70周年を迎え、今回は輸入博覧会に参加するきっかけを借りて、私たちの古き技術、古き作品をもっと多くの人に知ってもらいたいと思っています。今回の輸入博覧会の開幕から今まで、私たちはすでに17、18前後の注文を受けています」とスタッフは紹介した。