
ギョリュウバイ、グミギルドエッジ。6月末、おしゃれな植物が並ぶ木製プランターが、東京都・JR三鷹駅南口の三鷹中央通り沿いに登場した。「これいいね。何かのイベントのため?」と足を止めた男性に「(駅前の再開発で)建物を壊すまではありますよ」と笑顔で応じる。緑を間に、行き交う人に会話が生まれる。男性は「じゃ、ずっと壊さないほうがいいね」と満足そうに去っていった。
代表を務める一般社団法人「ミタカエリアデザイン」が実施する「グリーンインフラ100プロジェクト」の一環。市が目指す都市の姿「“百年の森”構想」にちなみ、100人の仲間を集めてプランター100個を設置し、街に緑の空間を増やす取り組みだ。
「再開発はスケールが大きく、市民は置いてきぼりになりがち。実験的に小さなDIYを積み重ねて、再開発に自分たちも関わっていけたら」。少しずつ増やし、プランターは40個ほどになった。
生まれも育ちも吉祥寺。日大芸術学部で建築を学び、一般住宅や飲食店などではなく、福祉事業者によるカフェの設計や施工、運営など「民間と公共の間のような場所」をつくった。車道に仮設の歩道やベンチを設ける社会実験「SHINJUKU STREET SEATS」(2017年)など街の空間デザインも手がけてきた。
三鷹市との本格的な関わり...
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