深海生物展に「鮮魚売り場」? サンシャイン水族館の珍しい展示…そこにはスタッフの思いが隠されていた

2026-01-23    HaiPress

東京都豊島区東池袋の水族館に、パックに入った魚がまるでスーパーの「鮮魚売り場」のように並ぶ一角が登場した。食べられそうに見えるが、すべて標本。一風変わった展示の裏には、ある飼育スタッフの思いがあった。(戎野文菜)

◆深海生物も含め、いろいろな魚を食べてみたら

鮮魚売り場のような一角が登場したのは、サンシャイン水族館。16日に始まった「ゾクゾク深海生物2026」の企画展示の一つだ。ギンメダイ、深海エビなど、スーパーでは見かけない深海魚が並ぶ。

深海生物の魅力を語る三田優治さん=東京都豊島区東池袋のサンシャイン水族館で

「水族館でお客さまから『この魚、おいしいですか?』とよく尋ねられるので食べてみたら、すごくおいしくて」。展示を発案した飼育スタッフの三田優治さん(28)は話す。深海生物も含め、さまざまな魚を実際に食してきた。

パックに入って展示されているサンゴイワシの標本=東京都豊島区東池袋のサンシャイン水族館で

中でもサンゴイワシは、光を放つ発光器と呼ばれる黒いぶつぶつが腹に並び、見た目で敬遠されそうだが、「脂が甘くて、例えるならノドグロみたいな味」という。調理のコツもパネルで紹介している。

◆「夢」の展示が投げかけている問い

深海魚の多くは、...

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