バスケットボール男子日本代表は19日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで、2027年ワールドカップ(W杯)アジア1次予選の初戦となる台湾戦(28日、ジーライオンアリーナ神戸)に向けた合宿を公開した。パリ五輪代表の渡辺雄太(千葉J)らがシュート練習などで汗を流した。

シュート練習する渡辺雄太(中)と富永啓生=ナショナルトレーニングセンターで
W杯は32チームが参加。アジア予選からは開催国のカタールを除く7チームが出場権を得る。1次予選は16チームが4グループに分かれ、世界ランキング22位の日本は中国(27位)、韓国(56位)、台湾(67位)とホームとアウェーで1度ずつ対戦。各グループ上位3チームが2次予選に進む。
日本は8月のアジア・カップで8強入りを逃したトム・ホーバス監督は「遊びはない。今回は勝つしかない」と力説。主将に指名された渡辺雄太も「絶対に勝たないといけない。台湾はガードの2人がメインとなって点を取ってくるので、そこを自由にさせないことが大事になる」と意気込んだ。