来年1月19日に開催される東京都大田区内を巡る街歩きイベント「おおた新春タウントレック」の見どころの一部を紹介する。前回に続いて観光、文化の分野からピックアップ。参加募集の締め切りは来年1月5日。詳細はこちらから。
大田区立池上梅園
池上本門寺の西側にある。約30種の梅が見られ、期間限定でライトアップも実施している。梅のほかに、ロウバイ、ボタン、ツツジなど50種の樹木やフクジュソウ、スイセンなどがあり、四季を通じて楽しめる。また園内には、二つの茶室「聴雨庵(あん)」「清月庵」があるほか、水琴窟なども設置されており、存分に和の趣に浸れる。
大森海苔のふるさと館
2008年に開館。国指定の重要有形民俗文化財「大森及び周辺地域の海苔(のり)生産用具」を含む約150点の資料を展示する。
東京都沿岸での海苔養殖は1963年に終了したが、かつて大田区の海苔の生産は、味・量ともに全国一を誇り、「海苔のふるさと」として名をはせた。館の前には「大森ふるさとの浜辺公園」が広がり、家族連れなどで浜辺を満喫できる。