小池百合子知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」の森村隆行代表は30日、都庁で記者会見し、衆院選(27日投開票)で支援した国民民主党が躍進したことに触れ、来夏の参院選、東京都議選に向け「連携、協力関係を前進させたい」と述べた。
都議選を巡り、国民の玉木雄一郎代表が候補者公募の方針を表明し、森村代表は「できれば戦いたくない。調整したい」とした。
都民ファは都議会(定数127)で27議席を持ち、最大会派の自民29議席に迫る。来夏の都議選では「多くの都民の声を都政に反映させるため、できるだけ多くの選挙区に擁立したい」と述べた。
衆院選で小池知事が国民ではなく、自民、公明の候補を応援したことには「東京の未来のために全体最適を追求した結果」と説明した。(押川恵理子)