テープカットする子どもら=荒川区で
都電荒川線(東京さくらトラム)の誕生50年を記念し、東京都交通局は20日、「2024荒川線の日」を、荒川区の荒川電車営業所と尾久第六小学校で開催し、計約7600人が詰めかけた。
開会に合わせ、荒川線のマスコットキャラクター「とあらん」の絵を車体の内外装に描いた「50周年記念号」を披露。描いた第六小と尾久第二幼稚園の子どもらがテープカットした。記念号は21日~来年9月末に運行する。
荒川線は最後まで残った都電2路線を一本化し、1974年10月1日に誕生した。50年となった今回は、例年の電車営業所での撮影会や見学に加え、近隣の第六小の校庭を第2会場として開催。50周年記念乗車券や記念グッズなどの販売コーナーには、ファンらの長い列ができた。とあらんのほか、都営バスの「みんくる」らキャラクターたちが登場し、子どもらを喜ばせた。