気候危機への対策強化を呼びかける都議有志ら=東京都新宿区で
世界各国で気候危機への対策を同時に呼びかける「世界気候アクション」に合わせ、超党派の都議ら十数人が20日昼、東京都庁前で温暖化対策の強化を通行人らに呼びかけた。
行動に参加したのは、全国約470人の議員でつくる「気候危機・自治体議員の会」に加わる無所属や共産党の都議ら。気温が30度を超える中、「猛暑はごめんだ!」「気候危機はいのちの問題」などと記されたプラカードを掲げ、「再生可能エネルギーを徹底して広げていこう」「熱中症で亡くなる人が増えている。エアコンなどを使えない『エネルギー貧困』の人たちに支援を」などとマイクを通して訴えた。
この日を中心に全国で同様の活動が展開されている。同会共同代表の漢人(かんど)明子都議は、気候危機の回避に向けて「エネルギー政策、社会の仕組みを変えないといけない」と強調した。(押川恵理子)
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