東京新聞が創刊140周年を記念して開く、読者参加の感謝イベント「まるっと東京新聞―読者の皆さんありがとう」が27日、東京都千代田区内幸町の東京新聞本社(中日新聞東京本社)で開幕する。9月25日まで。1階ロビーでは記念キャラクター「むぎゅ」による節目を祝う巨大な垂れ幕を掲げ、来場者を出迎える。
東京新聞140周年の感謝月間に合わせリニューアルした「むぎゅ」の垂れ幕=東京都千代田区の中日新聞東京本社で(平野皓士朗撮影)
初日の27日は午後2時から開会式を開催。期間中、1階ロビーでは「東京新聞カメラマンが捉えた『TOKYO写真展』」(日祝日を除く午前10時~午後5時、観覧無料)を開く。記者と交流できる「記者サロン」などの多彩なイベントも催される。イベントには、事前申し込みが必要なものもある。
むぎゅの垂れ幕は幅3メートル、高さ4メートル。「むぎゅぎゅ。140年の感謝を、ぎゅっと」のキャッチコピーを添えた。垂れ幕の前で記念撮影できる。むぎゅをあしらった記念グッズも、数量限定で本社1階の東京新聞オフィシャルショップで販売する。再生コットンのマルシェバッグは税込み1210円、マグカップは990円。
むぎゅのマグカップとマルシェバッグ=東京都千代田区の中日新聞東京本社で(木戸佑撮影)
◇
創刊140周年「感謝月間」に合わせ、東京新聞の正面玄関に27日、車いす用の段差解消リフトが据え付けられる。正面玄関にある階段(7段)を昇降する際に使い、電動車いすも利用できる。
正面階段に設置された車いす用リフトの運用テストを行う関係者たち=東京都千代田区の中日新聞東京本社で(平野皓士朗撮影)
利用する際は、階段横にあるインターホンで介助担当の係員を呼び出せるようにして安全に配慮した。これまで車いすでの出入りは、段差のない通用口を主に使っていた。リフトは東京新聞が入居する日比谷中日ビルが設置した。
【関連記事】<140周年読者への手紙>現代史を写真で振り返る写真部部長笠原和則
【関連記事】浅田次郎さん「核のバランスで平和が維持されるというのは幻想」東京新聞140周年記念シンポで呼びかけ
【関連記事】読者参加の感謝イベント「まるっと東京新聞-読者の皆さんありがとう」