台風7号の接近を受けて東京・浅草寺では15日夜、雷門など3カ所につるされている大提灯(ちょうちん)が折り畳まれた。
台風7号の接近を受けて、折り畳まれた浅草寺の雷門の提灯=15日、東京都台東区で
暴風雨による被害を防ぐ目的で、畳まれたのは雷門のほか宝蔵門、本堂の大提灯。午後7時半ごろから、修繕などを請け負う出入り業者の職人3人が下からロープを引っ張って折り畳んだ。雷門の大提灯は高さ3.9メートル、幅3.3メートル、重さ700キロ。
浅草寺によると、毎年5月の三社祭では神輿(みこし)をくぐらせるために雷門と宝蔵門の大提灯が折り畳まれるが、3つ全てが対象となるのは台風など自然災害に備える時のみという。
台湾から来ていた会社員トム・ヤンさん(30)は「昼間にはつり下げられた提灯を見た。上がった提灯も見ることができて良かった」と話していた。(細川暁子)
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