阿部市長から花束を贈られる川島さん(左)=多摩市役所で
東京都多摩市を拠点にする野球チーム「多摩リトルシニア」所属の中学3年川島連十(れんと)さん(14)が13日、同市役所を訪れ、同世代の日本代表チームの選手として参加した全米選手権(7月に米イリノイ州開催)での優勝を報告した。
国立市在住で、多摩リトルシニアでは投手としてプレー。身長175センチ、左投げ左打ち。130キロ超の直球やスライダー、フォークを得意とする。全米選手権では、各国チームなどを相手に登板し、日本代表の優勝に貢献した。
川島さんは「(対戦相手は)みんな体が大きかったが、ストライクゾーンが大きくなるので、思いきり投げられた」と、体格差に臆することなく戦うことができた手応えを話した。
卒業後は、野球の強豪校、二松学舎大付属高(千代田区)への進学が決まっており「(来夏の)甲子園に1年生で行き、ベンチ入りしたい」と抱負を述べた。阿部裕行市長は「次の目標に向かって頑張ってほしい」と花束を贈って激励した。(北浜修)