沂南は昔に「陽都」とも呼ばれ、三国時代の有名な政治家、軍事家、一代の賢相である諸葛亮の出身地と成長地である。

　　諸葛亮は字が孔明で、号が臥龍である。出身地は琅琊陽都（現在の山東省臨沂市沂南県レンガ埠鎮）である。三国時代で蜀漢の丞相であり、中国歴上で優れた政治家、軍事家、発明家、文豪であり、中国伝統文化の中で忠臣と智者の代表的な人物である。

ここ数年で、沂南県は諸葛亮文化の時代価値を深く掘り下げ、文旅恵農を通し農村の発展を牽引し、伝統文化が農村振興を助ける新しい道を拓いた。「政府が誘導、企業が主体、市場運営、社会参加」というモデルに基づき、2005年になってから、「祭りで文化を表現し、祭りで観光業を振興し、文旅恵農」を堅持し、臨沂諸葛亮文化観光祭を十回連続開催し、沂南本土化の群衆文化活動ブランドを構築した。十回の諸葛亮文化観光祭が成功開催によって、諸葛亮公園、諸葛亮祠、諸葛亮文化広場、諸葛亮城、智圣温泉城などを代表とした文化サービス場所と十里漢街、諸葛亮文化観光区、智圣温泉観光リゾートなどを代表とした観光スポットの建設を促進した。

　　沂南県は諸葛亮文化の潮流をリードし、人民を教育し、社会に奉仕し、発展を推進する役割を十分に発揮した。諸葛亮文化を幹部の作風建設に溶け込んだ。諸葛亮勤政廉政教育基地と諸葛亮法治思想教育基地を建設し、国学大師である曾仕強の「孔明の指導の芸術」公開授業、諸葛亮文化特別報告会、テーマ講演会、朗読会などイベントを200回以上も開催した。キャンパス建設に溶け込み、学校が諸葛亮文化をテーマにした校訓を取り入れ、「誡子書」をテーマにした特別授業を開発するように誘導した。依汶鎮中心幼稚園は何回も子供達を組織して「誡子書」のテーマイベントを開催した。今現在、全県で計3万人以上の青少年が「誡子書」朗読会に招待された。諸葛亮文化がキャンパスに入ったのは690回余りに達した。農村文化建設に溶け込み、レンガ埠鎮で七回の諸葛亮文化民俗祭りを開催され、民間祭礼、文芸公演、文化大市場などの特色あるイベントを組織することを通じ、群衆に諸葛亮文化を宣伝し、農村文化振興の一つの美しい風景となった。文芸の仕事に溶け込み、諸葛亮文化のシチュエーション・コメディ「千年を超える対話」などの小芝居小劇を開発し、オリジナルソング「臥龍先生」、マイクロドキュメンタリー「戚ちゃんが諸葛の故郷で旅をする」など文化作品を発表した。スピーカーやニューメディアなどのキャリアを通してオンラインとオフラインを融合し、立体的に諸葛亮文化を宣伝し、農村振興に精神的な支えを提供した。

袁航、劉建建