【北京2020年10月20日 HAIXUNPRESS】China Association of Traditional Chinese Medicine(中国漢方医学協会)の主催による第51回Zhangshu National TCM Materials and Pharmaceuticals Trade Fair(樟樹全国TCM原料・医薬品見本市)は10月16日、中国東部江西省の県級市、樟樹で開幕した。
見本市での取引をリアルタイムで映し出す「インターネット+医薬品」体験ホールの大型スクリーン
「本質を継承、革新に専念」をテーマにした3日間のイベントは、経済・貿易、学術交流、業界研修、文化振興で構成され、特別展示、オンライン交流、薬用食品健康文化フェスティバルが含まれている。
見本市に参加するため、全国から8600以上の医薬品会社が集まり、最大2万7000種の展示が行われ、初日の取引高は108億7000万元に達した。
樟樹のDong Xiaoming党総書記によると、第51回樟樹全国TCM原料・医薬品見本市はオンライン展示を行うため、インターネットやビッグデータ、クラウドコンピューティングなどの最新情報技術を活用し、見本市のデジタル化への一段の変革を推進している。
地元のTCM(伝統中国医学)業界の革新的発展を後押しするため、医薬品産業投資促進会議も開かれ、生物医学、医療機器、医薬品生産・流通などの18件のプロジェクトが同会議で契約され、総投資額は53億1100万元に達した。
さらに、科学技術の成果を実際の生産性に移し変えるため、200余りの最新科学技術の成果と150余りの技術要件が、供給と需要の関連当事者の交流プラットフォームとして機能するオンライン会議で収集された。
樟樹は近年、同市の経済を活性化する戦略的手段として、特徴的なTCM産業を発展させることに焦点を当てている。2019年に同市の医薬品産業クラスターは、913億元の営業収益を達成し、同市のTCM産業は4年連続で全国の県経済産業クラスターの上位100の中にランクされた。
同市には現在、44万8600ムー(約2万9907ヘクタール)のTCM原料作付け面積と326の医薬品企業がある。
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